パスポート写真問題の行方
あのパスポートの写真の問題どうなった?といろいろな方に聞かれます。
冗談で
「小松と大阪のパスポートの写真は受付に勘違いされている方がいて
審査が通らず再撮影ってことが多いので気をつけて!」とお客さまに言っていたら
次の日に
『ホントに受理していただけなかったので再撮影をお願いします」とお客さま
「スイマセン!お代はお返ししますので」ということが多くなってきたので
正式に霞ヶ関の外務省旅券課と石川県パスポートセンターに受理されなかった写真を
4種類添付して書留で質問状を送りました。
外務省からは2はやや影が濃いけど再撮影する程の写真ではない
3と4はなぜ不受理だったか分からないとのお電話とお手紙をいただきました。
石川県パスポートセンターからも解答書が送られて来たものもほぼ同じ内容の回答でした。
ならば小松の窓口の方は何をもって不受理としたのか、はっきりと聞いて来よう
電話は何度しても「機械に通らないんですのいっぺんとう」
「なぜ機械に通らないの?」というやりとりを繰り返していても前に進まないし
その間、お客さまと写真館がいやな思いをし続ける。
私はあまり怒るのは得意じゃないんだけど勇気をもって2通の手紙をもって小松窓口へ
行ってまいりました。
ここ何年か本当に迷惑をしていると言う事を長々と話させていただきました。
研修生とかかれた名札の方に、名刺をくださいと言っても「ありません」
ついたての横で耳をたてて上司が聞いているようだが出てこない
あとで県パスポートセンターさんに聞いたら嘱託の女性3人が受付をやっているんだそうです。
3と4の写真はまったくのミスだそうですが
2の写真については影はいけないんです。の一点張り
影ってのは外務省のサンプルによるとこうです
当店の場合はこう
写真館はわざと花の高さなどを出すため薄い陰影をつけます。
これを影と言われちゃ〜〜〜どうしようもない
現に外務省の良い例にもあなた方が言う影がついています
1の写真は黒目の端にキャッチライトがはいっていて黒目が切れて見えるからアウトにしたと言うのですが
そんな事マニュアルにはのっておりません。
メガネが反射したらアウトとは書いてあります。
この写真を超拡大するとこうなります。
顕微鏡で見ないと分かりにくいのですが
このキャッチライトによって偽造がしやすくなったり、本人とは確認できないなど
ありえません。
写真屋も新パスポートになったときはイヤと言うほどセミナーや説明会に行っているんです。
ここのベストアンサーに書かれています。
どれだけ説明しても1と2については謝ってはくれず
3と4のお客さまに対してはお詫び状を送っていただきました。
これからはお客さまの不安を煽るような言葉使いには気をつけてくださるそうです。
こんど中学生が3日間、職場体験にやってきます。
中学生よりもお役人様のほうが一般の職場を体験された方が良いと思います。
まあ、山中の公務員さんは預金講があるので一般の方と毎月飲んで話しているから
こんなにずれているとは思いません。
キャッチライトについてはこれから外務省と写真館の組合のトップとかの話し合いで
決めていかれると思いますが、キャッチライトはどこかに入ります。
この写真のように前から照明を当てなければ入りませんが
それでは人の顔が判別できないだろうし
TVを見てくださいよCMみても分かると思いますが、みんなキャッチライトが綺麗に
はいってますよ
どうも事情聴取をしていると新しく外務省が導入した機械の
スキャナーの部分がどうもコントラストが強めに設定されているようです。
影はより濃く、白い反射は、より白飛びするんだと思います。
コントラストを下げれば解決すると思ふ…
by カメラマンのムン様
by munsama | 2015-06-25 03:36 | 家族&その他ネタ | Trackback | Comments(0)