連合町内会長として最後の日
スミマセン!(汗)
昨日、市長の市政報告会に行って「合併特例債」の事を質問しようと過去のブログを
調べていたら何故かこの記事がトップページに来てしまいました。
これは2年前に連合町内会長最後の日に書いたブログです。
なんでこんな事になったのか原因を調べます。
でも元山中町民は知っていた方が良いのでお読みください。
この事が山中温泉の商工会をはじめとする産業界に報告されたのは先月
自治区が終わってからでございました。櫻井商工会長は激怒
「議員なんかあてにならん!ワシらで何とかするぞ」と顔を紅潮させておりました。
では、お読みください。(しかし何で過去ブログがTOPに来てしまったのだろう…)
本日は新しい山中温泉地区連合町内会長を決める日です。
私に山中温泉地区連合町内会長任期最後の日に合併特例債について、書かせていただきます。
加賀市と合併すると合併特例債約170億円が活用でき、その半額くらいが
山中温泉地区に活用されるから説得されと合併に納得した山中町民
合併して8年
さて本当にどれくらいの金額が山中町民の為に活用されたのか
加賀地区の区長会議で山中温泉地区の代表として質問書をだしました。
2月26日の加賀市区長会例会において市から答えをいただきましたので
ここに公開いたします。
合併特例債は平成25年度末までに128億円を活用しています。
合併特例債は旧加賀市・旧山中町に分けて考えるべきものではありません。
と前置きがございました。
(各地区で行われた合併前の説明会では合併特例債の半分は山中地区に使ってくださる
ということでした。それが旧山中地区にとっての最大のメリットになると説明を受けたのにね)
でも、あえて区分すると加賀市全体に関わる事業に60億円、つまりは47%活用され、各地区の
施設への活用は68億円活用されたそうです。主なものとして片山津の街湯約10億、山代の総湯
古総湯約10億、南加賀道路整備約8億で山中温泉地区には約7億円
(主な使い途、河小改修、山小プール、温泉中央南線整備負担金)活用されました。
合併特例債総額128億円に対して5%
各地区への活用した額68億円からみると10%となるのですが
山中地区に関しては「過疎債」「辺地債」の活用の方が有利なのでこれらを13億円活用
しているそうです。
つまりは合併後、山中温泉地区の使用した起債は20億円
ここで市議会で出た合併特例債への質問のお答え
過疎債、辺地債、合併特例債の活用比率が出てくるのですが
旧加賀市61億円(75%)旧山中町20億円(25%)との答弁につながったようです。
意地悪な書き方をすると、すべての合併特例債、過疎債、辺地債として考えると121億円(85%)
に対して旧山中町につかった20億円は15%しかないということになります。
合併前の説明会通りに活用していただくと141億円の半額70億円は山中に使ってもらえるはず
だったんです。ある地区での説明会では山中姓から加賀姓にかわる身、山中町の姓を捨て加賀市
となるのだから半額以上、活用していただけるだろうという話もありました。
一昨年、広報部員だった時、あまりに合併してのメリットが感じられないため
広報を使って、合併して旧山中町住民にとって良くなった事を小出しに毎月お知らせしようと
市に10項目くらい合併してここが良くなったといえる物を箇条書きにしてくださいと
お願いしたところ。
「実はないんです。」
「えっ?」
「あえて書こうとすると1、河南小の耐震工事が出来た。2、山小のプール…」
「はっ?」
ということがありました。
つまりはこの合併は国や県にとってメリットいっぱいで、吸収された地区の住民
にはメリットがなかったということになります。
この事を書きしるし、山中温泉地区連合町内会長の職を終えます。
最後は難しい話で申し訳ありませんでした。
今夜は新しい町内会長さん達に連合町内会についての説明と新しい連合町内会長を
決める大切な会合です。口べたなので資料を作ってみました。
これをもとに話させていただこう。
今夜無事に連合町内会長が決まれば3月31日に西谷、東谷、河南、山中の
各連合町内会長のご苦労さん会で旨い酒がのめるのです。
3月30日は塚谷町の班の決算会
平成25年度が終わろうとしております。
4月からはカラット明るいブログにしようと心に決めているのでした。
by 平成25年度山中温泉地区連合町内会長のムン様
(湯の出町の町内会長は総会までもうちょっと続きます)
今週の山中学童野球クラブのスケジュールです
3月29日は午後1:00〜5:00まで練習
3月30日は午前は中央公園の野球場で加賀市野球協会の開会式
その後、山中小学校で午後5時まで練習です。(4時から保護者会を行います)
どうぞ見学にきてくださいませ。
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by munsama | 2015-11-17 18:27 | 加賀市ネタ | Trackback | Comments(10)
いずれにせよ結婚ではなくて昔の「人身売買式奉公」のようなものと最初から皆うすうす思っていたのでは?(その頃の感覚の「嫁ぐ」ということであればその表現も可、とは思いますが。)
「嫁ぐ身」男家系に育った私、その辺は心配りが出来ていません。
山中姓から加賀姓にかわる身と訂正させていただきます。
>ずーっと同じ人たちが地域ボスとして仕切ってる。
これはいろいろな方から指摘されますが本当に代替わりが出来ない
でおります。今度、52歳の方が連合町内会長を引き受けてくださった
んですが、西谷地区にご報告に行くと「若過ぎる」と言われました。
>買った側だったはずの大聖寺は今はあの惨状。歴史から学ぶことが
>多いような気がします。
合併を発展に繋ぐことが出来た行政ってあるんでしょうか?
ぜひ議員の皆さんには視察に行っていただきたいものです。
第三者的な立場として読んでいますから、私も確かに「加賀姓」とか「山中姓」という例えはちょっと前近代的、と感じてしまうのは確かです。あまりいい気はしません。気持ちはわかりますけど、ちょっとね。と。石川県が随分保守的な場所だということは知ってますけど。
「白山市」のように全部が名前が変わればこういう感覚は生まれなかったか、と感じます。白山市のほうの事情は知らないですが。
>ある地区での説明会では山中姓から加賀姓にかわる身、山中町の姓を捨て加賀市
となるのだから半額以上、活用していただけるだろうという話もありました。
説明した方には果たして確信はあったのでしょうか?思い込みで言っていたのではないですか?ここに感覚のずれが生じてしまったのでは。
もっとも説明側は合併ありきで言うわけで、うまいこと反対派を取り崩すために勝手なことを言ったとも考えられますが。。。
今では所詮「出ていった者」「よそ者」でありながら生意気なことを・・・と思われると思います。ただ、読んでいて、説明会の過程における恣意的な発言、有力者同士の口約束に何か問題があったのではないか、と感じずにはいられません。「反対のものは共産党ぐらい」のような反対派への発言妨害もあったのでは・・・。
ここで加賀市に話を戻すと。。。2005年までの旧加賀市のイメージもそういうものでした。各地区の抗争が激しい。。。と。(山中とて旧町と村部はどうだったのかなあ、とも思いますが、加賀市は最悪、と思っていました)
コメントありがとうございます。
合併特例債を50%以上使っていただけると説明したのは
時の首長だったのです…
さすがに首長が合併説明会での発言はみんな信じてしまいます。
そんな物は文書として残っていないと当局は言うが
見つけてしまいました〜〜〜映像で♪
合併説明会には我らが加賀テレビが入っておりました。
お2人の方に決して消去はなさらないようにお願いしました。
合併特例債はまだ5年有効なので櫻井隊長の下、特別部隊が結成されます。
櫻井商工会長が言う「失われた10年」を取り戻すための5年にしたいです。
しかし所詮は口約束。一筆取っておくべきだったと思います・・・。
もっとも「加賀市は新しくなりました、もう関係ないよーん」と言われる可能性はありますが。それでもただの口約束よりは・・・。「旧加賀市」の1955年から2005年までを考えれば、です。
数年前、家族の死去(大聖寺の市民病院)、葬儀の際に、配偶者(愛知県出身)に「大聖寺のほうが駅前に家や店が多いよね???」と言われたので、かつての大聖寺の繁栄、加賀温泉駅開業の顛末を話した際に呆れられたのです。どうも「加賀市」は鬼門のように思うのです。
こちらこそ、不愉快な思いをさせましたね。
所詮私は出てったもの、よそ者です。加賀市の選挙権はないのだから何も言う権利はありません。
もっとも土地をまだ持ってるので固定資産税と町内会費払ってますけど・・・。
munsamaさんの山中教育事情などのお話興味深いです。私は親が商売に失敗しまして、出ていかざるを得なかった者です。
でも私の従兄弟(今、30歳ぐらいと思う)、小松市出身小松高校卒某国立大出で今、加賀市の自動車等の部品作ってる企業に勤務、加賀市のどっかに住んでます。そういう人もいますので・・・。
ここ10数年ほど友人の加賀市議選を手伝ってますが
この加賀市のバラバラ感、どうにかならんのぉと思ってます。
さて今の市長がカリスマになれるか?
楽しみに見てます。やっぱり地方は首長がキモです。
過疎地、辺地の山中、加賀市の端っこの山中
親はどう思うのか子供にいろと言うのか脱出しろと言うのか
今夜も塾の父母会で大勢の山中人が参加です。