山中温泉「ささやカフェ」には貴重な山中温泉大火の記録が残っております

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近頃は鶴仙渓について調べまくり
明治42年に整備がはじまったのですが
昭和のはじめには全然「鶴仙渓」というワードが出てこない
町史の現代編には鶴仙渓は3文字で1回出てきただけ
完結編に少しだけ載っておりましたが、ぜんぜん完全では無い

山中温泉の大火に鶴仙渓の歴史が隠れていると


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こちらの朱色の暖簾をくぐると

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右手に本棚があります

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山中温泉の大火直後から復興までの新聞のスクラップが三冊と
復興に向けてのご寄付が書かれた冊子が一冊

なんと復興に向けて天皇皇后両陛下から二千円も送られて来て
当時の山中温泉民は勇気づけられたと書かれております
北海道からも送られてきており
なぜか各地の小学校や青年団からも義援金が送られてきております

その後、異例のスピードで復興が進んでいきます
2年後には目処が付き
4年後には大復興祭が行われています
凄いです!
(ドロドロした事も多くあったようで新聞に事細かく載っておりました)

その中に今の鶴仙渓に繋がる記事を発見しました

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「山中温泉復興座談会」
この焦土と化した山中温泉をどう復興していくか
いろいろな人物が熱弁

その中にお二人が
今のように菊の湯のまわりに旅館街を固執するのではなく
山中温泉の豊かな川や山をとりこんでいこう
川べりに旅館街をうつしてはどうかと言っておられました

これが今の鶴仙渓の姿になっているようです
町史の完結編に大火前は「鶴仙渓」という言葉はあまり使用されず
(確かに大火の新聞にも加賀の渓谷やこおろぎ橋畔、黒谷橋畔と表記される事が多い)
大火以降、鶴仙渓という名称が使われることが増えたと書いてありました


いや〜〜〜歴史は面白い
このスクラップブックを亡くなったふるさと塾山中の中島一三先生が見たら
飛び上がって喜んでいたと思います。

皆さんもぜひ一度「ささやカフェ」に訪れて手に取って見てください


当店のインスタです♪今日はどなたの写真かな♪


加賀市、新規感染者ゼロ、7日連続ゼロだぁ〜〜〜♪



   by 山中温泉のムン様 81.95kg



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まさかマスクをつけての2回目の夏が来るとは…

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by munsama | 2021-06-05 12:27 | 山中温泉ネタ | Trackback | Comments(0)